小樽の群来にはまだ早いのですが、ニシン漁に合わせて仕入れの為高島港を訪ねました。

遠くから雪雲が迫ってきている冬の日本海。演歌が似合いそうな風景が目の前に広がります。
ニシン漁が盛んだった明治のころには毎年群来が起こったというのがこの辺り
石狩湾から小樽近辺の沿岸にかけてのニシンは春に産卵期を迎えるため
その体にはたっぷり脂を蓄えており、魚体も大きくなっております
そのニシンたちが春先に一斉に集まってくるため
春告魚と言われる所以ともなっています
産卵前のニシンは脂がのって身も美味しく
卵は数の子へ、新鮮なニシンの白子は珍味として
余すところなく楽しめる有難い恵みです
そんな前浜でとれたばかりのニシンを拝見!キレイです
時間がたつと血が回って目が充血していたりするニシンですが
まだキラキラの済んだ目が新鮮さを物語っております

いつもお世話になっている 成田漁業部さんから直接の仕入れ!
漁をした人から受け取る間違いのない産直品です

その日使った網が片隅に・・・。数の子がたくさんついていました。

新鮮なニシンを仕入れた後は・・・仕込みですね
味和久なニシンメニュー充実しております!
コリコリのお刺身で、たたいて”なめろう”
自家製の数の子を混ぜ込んだ切込み、
特製の三五八で漬けた”三五八焼き”
旬のニシンを色々な調理法で楽しんでみてください