塩麹料理にこだわる居酒屋「味和久」。今回は、塩麹を使ったポテトサラダの作り方を解説します。
作り方は非常に簡単で、使うのもじゃがいもと塩麹だけのためシンプルかつ手軽に作れます。
そんな味和久の秘伝レシピを今回特別に公開します!家庭でもできる本格的な味わいのポテトサラダですので、ぜひ参考にしてください。
塩麹ポテトサラダの作るための材料と道具
【材料】
- じゃがいも2個
- 塩麹
- マヨネーズ
- 塩(なるべく美味しいものがおすすめ)
【必要なもの】
- ボウル
- ヘラ
- 小さなザル
- ザルの下に置く小鉢
- 水切りに使うスプーン
塩麹ポテトサラダの作り方
塩麹ポテトサラダの作り方はとてもシンプルです。
- 茹でたじゃがいもの皮を剥く
- ボウルの中に入れて、ゴムベラで潰していく(温かい状態だと潰しやすい)
- マヨネーズを入れる(100gに対し、大さじ1杯程度)
- 水切りした塩麹を入れる(100gに対し、固形部分で大さじ1杯。小型のザルを使うのがおすすめ)
- 塩で味を整える(ひとつまみ程度)
味和久流の塩麹で作ってみたい方は、塩麹の作り方を解説しているこちらの記事も参考に!
ポイント1:塩麹の水切り方法
塩麹をザルに入れたら、スプーンで押し潰すようにし、水切りをします。
水切りをせずに塩麹を入れてしまうと、ポテトサラダがベチャベチャになってしまい食感が損なわれるためです。
ポイント2:夏はじゃがいもをブレンドする
実は夏のじゃがいも選びにもポイントがあります。味和久では2つの時期のじゃがいもを使用しており、一つは「熟成したじゃがいも」もう一つは「採れたての新じゃがいも」です。
新じゃがいもは甘みが少なく、水分量が多いため、本来は具材の少ないポテトサラダには向きません。そこで、甘みがあり水分量が少ない熟成したじゃがいもとブレンドすることで、味わい深さと食感を両立できます。
ただしこれは夏の選び方。冬になると、甘みと硬さのバランスが良くなるため一種類のみで調理することもあります。
余談ですが、一番美味しい時期は年明け〜春ごろまでです。この時期のポテトサラダは簡単かつ絶品ですよ!
味和久流の一手間:見た目と素材の味を楽しめる工夫
「味和久では、ポテトサラダに生ハムを添えてちょっとリッチな見た目でお出ししています。じゃがいも本来の味を楽しんで欲しいので、キュウリやベーコンなどは混ぜていません。
また、温かい状態で出すのもこだわりポイントですね。温かいと風味も良いのでおすすめです」
極上のなめらかさ。塩麹ポテトサラダの完成
塩麹が素材のうまみを引き出し、味わいはとても濃厚。舌触りは非常に滑らか。ワンランク上のポテトサラダができあがります。
晩酌のおつまみにはもちろん、ご飯の副菜としても役立つ簡単レシピ。「サッと作りたいんだよなぁ」という時におすすめのプロが作るポテトサラダです。
ご家庭でぜひ作ってみてください!
まとめ
今回は、塩麹を使ったポテトサラダのレシピを紹介しました。ご自宅で作って、「これで合ってるかな?」と疑問に思った時はぜひお店に来て味を確かめてみてください!
ポテトサラダ以外にも、味和久では日本酒や塩麹に関する情報を多く紹介しています。どれも居酒屋で学んだノウハウを詰め込んだ記事になっていますので、ぜひご覧ください!