自家製塩麹をヨーグルトメーカーで作る。プロの分量解説付き

塩麹は普通に作ると3日〜1週間程度かかりますが、ヨーグルトメーカーを使えばなんと数時間で完成します。

今回は、北海道で塩麹料理をメインに提供する居酒屋「味和久（みわく）」が、ヨーグルトメーカーを使った塩麹の作り方を解説します。

時間がないときにはとても便利なので、塩麹マニアの人は持っていて損ないですよ。

塩麹を美味しく出来る分量や時間もすべて紹介しますので、ぜひ試してみてください！

ヨーグルトメーカーで作る塩麹の作り方

では、ヨーグルトメーカーを使った塩麹レシピを紹介します。

用意するもの

以降、詳細の説明をします。

①容器を消毒する

容器はしっかり消毒してください。高い温度で発酵させるため、雑菌も育ちやすいことに注意。

②容器に、麹、塩、水を入れる。

分量は、

・麹　350g

・塩　70g

・水　455cc

③底からゆっくりすくうようにかき混ぜる

長めのスプーンを使って、底まですくい上げて塩と水がしっかり混ざるようにしてください。ちょっと手間ですが、この混ぜる作業は大きめのボウルを使うととてもやりやすいです。容器によって混ぜにくないという場合は、ボウルで混ぜてください。

④30〜60分程度寝かせる。その間に数回、かき混ぜる

しっかり混ざったら30分〜60分程度寝かせます。その間も何度か混ぜてください。

水を吸うと、麹がせり上がってきます。

⑤水を吸ったら、ヨーグルトメーカーに入れる。

ヨーグルトメーカーに入れる前に付属のふたがあればしっかりするようにしてください。

お店では、ラップと輪ゴムでしっかり止めてます。

⑥58度で8時間に設定。あとは待つだけで完成！

58度で8時間行うと、芯が少し残る程度になります。

お店では、ポテトサラダにも塩麹を使っているのですが、そういう場合は少し食感が残っているとより美味しいポテトサラダができるんですよね。

これで、8時間経てば塩麹の完成です。

その他のポイント

保存期間は？

冷蔵庫で保管すれば3ヶ月程度は保ちます。

自然熟成させた塩麹との違いは？

自然に作った塩麹と、ヨーグルトメーカーで作る塩麹にほとんど違いはありません。

強いていえば、ヨーグルトメーカーだと一度に作れる量に限界があることですね。

お店では基本的にタッパーで大量につくるのであまり出番はないですが、急ぎで必要になった場合などはとても活躍しますよ。

まとめ

今回は自家製塩麹をヨーグルトメーカーで作る方法を紹介しました。

簡単に塩麹が作れるので、どんどん作って色々な料理に活用してみてください。

ちなみにお店で作っている塩麹料理のレシピも紹介しているので、その塩麹を使って、例えば手羽先や鯖の塩麹焼きなど、お店の人気のメニューのレシピも公開しているので、良かったら試してみてください。

また、北海道のすすきのに寄った際は、一度私の本気の塩麹料理を食べに来てください！

お店公式のInstagramもやっているので、ぜひ！